発電機が避けて通れない4つの問題を3つの特許で解決!
従来型の発電機には避けて通れない問題があります。河村式発電機は独自の特許技術でそれらを解決しました。
問題点1 出力増加に伴う発電機の大型化 → 二層巻き線技術 (特許第5466742号)
問題点2 超低回転時での出力不足 → 巻き線切り替え技術 (特許第4463872号)
問題点3 高回転時の高電圧への対処 → 巻き線切り替え技術 (特許第4712896号)
問題点4 制御装置の複雑化と発熱 → シンプル制御技術 (特許第4913234号)
★制御装置に関する申請中特許について、特許庁からの変更要望に対応しています。
★輸出先で絶対に壊れないための、手回し発電機に関する特許を2件申請準備しています。
1、冷凍車
トラックで食品を冷凍輸送する場合、積み込み前にドライアイスや市中電源を用いて庫内を冷却する必要があります。走行中にエンジンの回転数が上がると、マイナス20℃まで冷却が可能(1.8KW)となります。ところが、渋滞中はエンジン回転がアイドリング(低回転)になるため、機械式コンプレッサーは低速となり、性能を十分に発揮できず、庫内の温度はマイナス5℃程度まで上昇します。 ところが、河村式発電機を使用すると、積み込み前に、アイドリング状態で設定温度まで急速に温度低下させられます。これによって通常は不可欠だったドライアイスや保冷剤を用いずに、30℃の庫内を40分間のアイドリングでマイナス5℃にすることができます。また、プラス5℃ から マイナス30℃までの間で、冷凍・冷蔵を問わず、自由に温度設定が可能となり、1台のトラックで、冷凍車と冷蔵車に兼用することができます。中国のコールドチェーン構想推進のため、500万台の冷凍車に導入が2019年から検討されています。
コロナウイルスによる中国のコールドチェーン構想への協力が足踏みする中、政府・環境省からのアプローチを受け、高性能冷凍冷蔵車の開発を進めることができそうです。国内の生鮮食品流通にも革命を起こしていきたいと考えています。
2、水力発電
老朽化した太陽光パネルの廃棄はどうなるのでしょうか?水力発電はベアリングなどの消耗品を交換すれば、比較にならないほどの長期稼働が可能です。再生エネルギー拡大構想を進める経済産業省大臣の認可を受け、榛名山に水力発電所を建設しました。
3、災害対策
アイドリングで100V 4KWの電力をプラグアウト。街中を走っている中小型トラックに搭載可能で、災害時には強力な非常電源車となります。
九州の熊本城主細田公邸(米田家老邸)では、2トン車に搭載。非常電源としてテニスコートのナイター照明を点灯させました。
近年の災害状況から分析すると、災害発生時の電力供給が最も重要であることが分かります。最も普及した移動手段である自動車を、高性能非常用電源として利用することが唯一の解決策です。
全国の市町村にある公用車に4wkプラグアウト機能を組み込むことで、バッテリーに頼らない移動電源を確保することができます。現在、国からのリクエストに応え、環境省経由で普及に向けて調整中です。
4、中古軽自動車エンジンを使った発電機
離島や遠隔地に、電線を敷設して電気を送り届けるには膨大なコストがかかります。また、排気量660ccの軽自動車エンジンは、日本の典型的なガラパゴス企画で、中古エンジンは約5000円でスクラップ扱い。軽自動車の中古エンジンに発電機を接続すれば、1500rpm回転時に25KW(15家庭に供給可能分)の高出力が得られます。インドネシアやロシアからの引き合いがあります。
現在、技術援助や投資の話を頂いていますが手回し発電機と冷凍冷蔵車、プラグアウト発電機の製品化を優先しています。